正社員のメリットは福利厚生、条件面を確かめて

せっかく正社員として働くのであれば、正社員ならではのメリットを十分に生かせる職場かどうかはぜひ確認しておきたいポイントです。パートやアルバイトとしてではなく、正社員として働くメリットとして大きいのが、福利厚生の充実です。

企業によって充実度に差はありますが、たとえば住宅手当や家賃補助、家族手当、健康診断の補助、結婚祝い金、出産祝い金など、多種多様な恩恵を受けることが期待できます。

これらはたとえ仕事内容がそれほど変わらないとしても、パートやアルバイトといった身分では得られない、正社員ならではのメリットですから、福利厚生がどれだけ充実しているか、事前に確認しておくのは職場を選ぶ際の大切なポイントの一つといえます。

昇進昇格、出世のルートがしっかりしているか確認を

正社員として勤務するのであれば、パートやアルバイトとして働くよりも仕事への責任は重くなります。一方で、昇進や昇格と行った出世ルートに乗れるのは、会社に直接雇用されている正社員だけの特権です。パートやアルバイトは、いくら能力的に優れていても、正社員にならない限り出世の可能性はほぼありません。

正社員として勤務すれば、会社から業務に必要な資格を取得するよう求められることがあります。資格を取るなんて面倒だ、と感じるかもしれませんが、必要な資格を取得すればスキルが上がり昇進ルートもひらけるうえに、給料面でもアップが期待できます。企業によっては資格を取得するのに補助金を出すところもありますので、入社後のキャリアアップを考え、待遇面での処遇がわかりやすく示されている職場をチャックすることも工場選びの大きなポイントです。